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一般社団法人日本スポーツ歯科医学会 第37回総会・学術大会

大会長挨拶

 このたび、一般社団法人日本スポーツ歯科医学会第37回総会・学術大会を、2026年12月5日(土)、6日(日)の両日、岩手県盛岡市において開催させていただくこととなりました。岩手医科大学が本学会を主管させていただきますことは大変光栄であり、長年にわたり本学会の発展にご尽力されてこられた会員の皆様、ならびに本大会の開催にご支援を賜りました関係各位に、心より御礼申し上げます。
 本大会のテーマは、「スポーツ歯科が創るアクティブ・ウェルビーイング社会」、副題を 「スポーツ歯科の科学で未来を支える」 といたしました。スポーツ歯科は、これまでアスリートの競技力向上やスポーツ外傷の予防、マウスガードの普及などを中心に、スポーツ医・科学の一領域として発展してまいりました。一方で、超高齢社会を迎えた我が国において、スポーツや身体活動は、競技者のみならず、子どもから高齢者、障がいのある方々に至るまで、すべての人々の健康づくり、社会参加、そして生きがいを支える重要な基盤となっています。
 その中でスポーツ歯科に求められる役割も、競技支援にとどまらず、口腔健康を通じて全身の機能、栄養、心理、さらには社会的なウェルビーイングを支える医療へと大きく広がりつつあります。口腔機能と身体機能との関連、外傷予防、栄養摂取、成長発育、フレイル予防、地域における健康支援など、スポーツ歯科が貢献し得る領域はますます多様化しています。
 本大会では、スポーツ歯科の科学的基盤を改めて共有するとともに、臨床・研究・教育の各分野における最新の知見をもとに、多職種・多領域の視点から活発な議論を展開したいと考えております。スポーツ医学、歯科医学、栄養学、リハビリテーション、地域医療、健康政策などとの連携を通じて、スポーツ歯科がこれからの社会に果たすべき使命と可能性を、参加者の皆様とともに考える機会にしたいと思います。
 また、本学術大会に合わせて認定研修会等の開催も予定されております。学会認定資格の取得・更新を予定されておられる会員の皆様におかれましても、ぜひこの機会をご活用いただければ幸いです。
 師走の盛岡での開催となりますが、北東北ならではの風土と温かいおもてなしの中で、実り多く、活発で、未来につながる学術大会となりますよう、多くの皆様のご参加とご支援を心よりお願い申し上げます。

一般社団法人日本スポーツ歯科医学会第37回総会・学術大会
大会長 小林 琢也
岩手医科大学歯学部
歯科補綴学講座 有床義歯・口腔リハビリテーション学分野 教授